先週の「サンドボックス スマート コーヒーロースター」でコーヒー豆を焙煎した備忘録です。
その日は、午前中にいつもの焙煎豆屋さんに行き、
「コーヒーの香りが弱い」点を質問してみました。
すると、
「焙煎中の温度上昇がゆっくり(低い)のでは?豆の種類にもよるけど、たとえば1分あたり10度ぐらいが理想なのに、5度とかしか上がってないとか」
とのこと。
あぁ、思いっきり思いあたる・・・。
で、急いで家に帰ってさっそく焙煎開始。
豆の種類はマンデリンG1とブラジルサントスNo2の2種類を130gずつ。
まずは前回からの注意点の復習と目標を確認。
目標:焙煎中の温度上昇率を1分10度をキープしたい(10度以下はダメ)
:2ハゼ途中ぐらいまで焙煎を進めたい
そのための注意点、
1、予熱を200度にして中点をなるべく上げてスタートさせる
2、焙煎経過を自分で調整(火力を思い切ってMAXに)する
3、1ハゼ後200秒後に自動で焙煎強制終了のため、1ハゼを知らせる「第1クラック」を遅めに押す
の3点です。
その結果(マンデリンG1)がこちら
ちょっと見づらいですが、
・中点は118度
・2分 火力をMAX、ファンを0%にしたら温度は1分で15度の上昇。ちょっと上がり過ぎと焦って、ファンを10%まで開放。
・3分 すると温度上昇が9度に。
・4分 ちょうど良いと放置すると、また温度上昇が15度に。
・5分 焦ってファンを20%まで開放すると温度上昇は6度に。
・6分 またまたファンを0%にしたら温度上昇は11度。
・7分 そのまま放置すると温度上昇は6度に下がる。
・8分 でも、もう火力MAX、ファン0%と打つ手がないので放置で温度上昇は8度。
・9分 190度近くになり、その後、温度上昇が5度、4度となり、
・10分 1ハゼがはじまる。が、「第1クラック」ボタンを押さずに我慢。
・11分 温度が202度になり、1ハゼも中盤ぐらいになったので、「第1クラック」ボタンを押す(200秒以内に2ハゼも始まっているだろうと予測)。
・14分過ぎ おそらく2ハゼ前半ぐらいで終了
香りは、まぁ少しあるかなぁ、という程度ですが、これまでになく深く煎れたので、その点はOK。
でも、けっこうファンを操作するためスマホをいじることが多い。
どうせ手を加えるなら、アナログ(スプーンで豆を確認したり、
ガス火を調整したり)の方がやりやすいかも、とか思ってしまいました。
水出しアイスコーヒーに
ガスも抜けた頃合いをみて、今回のマンデリンは水出しアイスコーヒーに。
毎年使っている「iwaki」のウォータードリップコーヒーサーバーです。
ぼくが使っているのは廃盤のようで、後継機はこれのようです。
この点滴式は、上部から水滴がポタポタを勝手に落ちていきます。
コーヒーの粉をじっくり通過して下のガラス容器にコーヒーが溜まって完成です。「そのまま放置で完成」という点が良い。
水の滴下スピードによって味のバラツキは多少ありますが、
そんな気になる程度ではありません。
浸漬式の場合、セッティングは楽なんですが、
ついつい忘れて冷蔵庫に放置しすぎて(10時間とか)、
雑味まで抽出してしまうとかがあります。
なので、個人的に友人には、この点滴式をオススメしています。
試飲してフレーバー表現を
さっそく試飲してみました。
ふむふむ、なかなか美味しいんじゃないかな。
この味を表現するなら・・・、
「チョコの香り(弱いけど)、やさしい酸味で厚みのある苦味とコク」
といった感じでしょうか。
今日はこどもの日。
チョコレートケーキでも、買ってきたりしたら、ちょうど合いそうです。
クリームパンでも良いかも。
今回のマンデリンG1焙煎は成功ということで。
ブラジルサントスNo2の試飲は、また後日に。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
今後も有益(?)情報を発信していきますので応援よろしくお願いいたします。